テクスパン工法とは盛土とプレキャスト製アーチ部材が一体となった3ヒンジのアーチ構造物を構築する工法です。
3ヒンジアーチ構造物はアーチ部材に発生する曲げモーメントを低く抑えることができるため、従来の現場打ちカルバートや他のプレキャストアーチに比べて薄い部材で高い土かぶりに適用できます。
これによりテクスパン工法はコスト削減、省力化が可能となりました。
- 3ヒンジアーチ
最大でも400mmの部材厚で計画可能です。
- 大幅な工期短縮
1日10m程度アーチ部材架設が可能なため、工期短縮となります。
- 万全の品質管理
使用部材は厳しい品質管理のもとに製作されるので、安心して使用できます。
- 美しいデザイン
アーチ曲線の美しさに加え、坑口壁やウイング壁にテールアルメを採用するため、景観はさらに向上します。
- 簡単な架設
同一作業の繰り返しのため、架設は簡単です。また、特殊な支保工や熟練工は不要です。
- 最小限の交通遮断
アーチ部材の架設終了後、すぐにテクスパン内空側の供用が可能です。