特徴及び適用範囲
堤防や防潮堤上部に設置することでかさ上げを可能にするL型形状のパラペットブロック。早期の水害対策が可能になります。
- プレキャスト化により、短期間で施工が可能なた め、水害対策を迅速に行うことが可能です。また、工事期間を短縮することで交通規制をはじめ、周辺環境への影響を最小限に抑えることができます。
- 製品高1.1~1.5mに対応しています。
- 現場打ちコンクリート不要で簡単施工、工期短縮、現場作業を省力化することができます。
- 埋戻高を低く設定し、現況構造物への影響を最小限にとどめる形状を採用しています。
- 強化金具3点による強固な一体性を有します。
- シール材により製品間の止水性を確保します。
かさ上げ用パラペットブロックとは?
堤防や防潮堤の上部に設置することで、かさ上げを可能にするL型形状のブロックです。プレキャストブロックのため型枠工や鉄筋組立工が不要で早期に構築可能なメリットがあります。
設計条件
土圧算定式……………………………… 試行くさび法
鉄筋コンクリートの単位体積重量 …… γc=24.5kN/m3
土の単位体積重量……………………… γs=19.0kN/m3
水の単位体積重………………………… γw=9.8kN/m3
土の内部摩擦角…………………………φ=30°
上載荷重………………………………… Q=10.0kN/m2
衝突荷重・作用位置 ……………………衝突荷重による影響も検討できますのでお問い合わせください。
滑動の摩擦係数………………………… μ=0.6
常時 |
衝突時・洪水時 | |
---|---|---|
コンクリートの設計基準強度 |
σck= 40N/mm2 |
|
コンクリートの許容曲げ圧縮応力度 |
σca= 14N/mm2 |
21N/mm2 |
鉄筋の許容引張応力度(SD295) |
σsa= 160N/mm2 |
270N/mm2 |
〈安全率〉
転倒 |
B/6 |
B/3 |
---|---|---|
滑動 |
1.5 |
1.2 |
※水圧及び浮力の影響も検討できますのでお問合せください。