特徴及び適用範囲
近年、激しい台風や豪雨、地震により土砂崩壊や落石の災害が増加しています。積雪地域においては、インフラに被害を及ぼす雪崩災害が後を絶ちません。国土を整備していくうえで、斜面災害の対策は重要課題となっています。 スロープガード工法研究会の取扱い工法である、崩壊土砂・落石・雪崩防護柵「スロープガードフェンス」や、既設落 石防護補強工法「再強フェンス」および落石防護・雪崩予防・堆積土砂対策兼用柵「SPAR フェンス」は、様々な施工条件に対応が可能で、施工性と経済性に優れ、かつ維持管理が容易な、日本の地形や環境に適合した工法です。
崩壊土砂防護柵 スロープガードフェンス®️タイプLE
製品説明 土砂捕捉性能と維持管理性に優れた鉛直式崩壊土砂防護策 (落石・土砂)
- 道路際や民家裏の崩壊土砂対策
- 狭いスペースにも施工が可能
- 土砂のすり抜けがないワイヤネット構造
- ワイヤネットをス パンごと取り外して容易に維持管理
- 落石エネルギー318kJまで対応
雪崩防護柵 スロープガードフェンス®️タイプLS
製品説明 雪崩予防から雪崩防護まで幅広い対策に有効な鉛直柵 (落石・雪崩)
- 道路際や民家裏に設置して雪崩の被害を防止
- 雪崩予防から雪崩防護まで幅広く対応
- 軟弱地盤にも設置可能
- 狭隘地での設置の際、斜面の改変が少ない
落石防護柵 スロープガードフェンス®️タイプLR
製品説明 中規模な落石や崩れ落ちてくる土砂を受け止める鉛直式落石防護柵 (落石・土砂・雪崩)
- 落石エネルギー507kJに対応
- 杭基礎構造の鉛直式防護柵
- 軟弱な地盤や狭隘地への施工が可能
- 雪崩対策や崩壊土砂との兼用が可能
落石防護柵 SPARCフェンス®️
製品説明 落石・雪崩・堆積土砂対策に適用可能な防護柵 (落石・土砂・雪崩)
- 落石・雪崩・堆積土砂等、多様な用途に適用可能
- 落石エネルギー318kJ、標準対応積雪深3.0mまで対応
- 落石を繰り返 し捕捉
- 緩衝装置がなく、メンテナンス頻度が少ない
- 落石捕捉時のネットの変形量が小さい
雪崩予防策 SPARCフェンス®️Sタイプ
製品説明 安全性と経済性を追求した斜面設置型の雪崩予防柵
- 斜面に設置して雪崩の発生を抑止
- 積雪深3.5mまでの雪崩対策で経済性を発揮
- 100kJまでの小規模落石に対応
- 雪崩のすり抜けや落ちがない
- 支柱の浮き上がりがない
既設落石防護策補強工 再強フェンス®️
製品説明 既設落石防護柵をそのまま再利用して性能向上 (落石)
- 落石防護柵の柵高・耐力不足を補強
- 既設柵を撤去・再設置せずに再利用
- 施工期間とコストの縮減を実現
- 廃材が削減され、環境負荷を低減
既設落石防護策補強工 再強フェンス®️Lタイプ
製品説明 雪既設落石防護策の擁壁を再利用して既設作の柵高不足や老朽化に対応 (落石)
- 61kJ以下の落石エネルギーに対応
- 既設落石防護柵の柵高改善・老朽化対策
- 既設の擁壁を再利用
- 工期を短縮、廃材処理コストの縮減
- シンプルな工程で設置可能
ポケット式落石防護網 スロープガードネットRタイプ
製品説明 中規模の落石を経済的に対策。 維持管理性に優れた落石防護網 (落石・土砂)
- 斜面を覆い、落石を法尻へ誘導
- 落石エネルギー200kJまで対応
- 堆積土砂にも対応
- 緩衝装置を下部に配置、維持管理が容易
崩落雪防護網 スロープガードネットSタイプ
製品説明 崩落雪をネットで防護する画期的な工法。狭いスペースにも設置可能。
- 急斜面からこぼれ落ちる雪をポケット部に蓄積
- 掘削が少なく環境への負荷を低減
- 経験に馴染んで圧迫感がない
- 金網の張り出し量が少なく道路側で設置可能