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昭和造園の環境関連商品/Environ

防草用クレイチップ

剪定枝と土、自然素材をブレンド → 防草用クレイチップ

剪定枝を利用した環境に優しい舗装です。
吹付工法の採用により、均一で緊密な舗装を実現。
優れた強度と透水性でヒートアイランド抑制効果と防草効果を発揮します。

製品特長

・高いリサイクル性

伐採木や剪定枝、刈草など残材として処分していたものをリサイクル。
天然由来の固化材を使用しているため安全性が高く、廃棄時には産業廃棄物とならず肥料分が混ざった土の状態で廃棄できます。

・密度の高いチップ舗装

吹付工法の採用により、非常に緊密な舗装構成となり、優れた対荷重を示します。
真砂土を添加することにより、木質の膨張収縮や腐植を抑え舗装の崩壊を防ぎます。

・優れたヒートアイランド抑制効果

ウッドチップの持つ畜水力により表面温度の上昇を抑えるとともに、蓄えられた水分が気化する際、周囲の熱を奪いながら蒸発させます。

用途

・防草用・・・厚さ5cm

・園路、駐車場用(乗用車)・・・厚さ7cm

施工例

植樹帯

余剰地法面

性能特性

  • ・荷重強さ(平板載荷試験)
     p=302.1KN/㎡
  • ・透水試験
     透水係数 1.71×10 cm/s

ヒートアイランド抑制効果

施工状況

材料は伐採木や剪定枝のチップ材と土、自然由来の固化材を攪拌し使用します。
チップ材は現地発生の芝や雑草の刈草も使用可能。

吹付機による圧着工法。6気圧で施工するので高い強度が得られる。
施工端部は若干厚めにするとより高い防草効果が得られる。

表面にはチップ材が表れるが、剥れてくることはない。木のぬくもりが感じられる。

  • 1.所定の高さに下地整地。緑石等の接地部はやや厚くする。
  • 2.吹付機械で吹付。端部の養生を行う。
  • 3.表面の高さ調整を行った後、1tローラー程度で表面整正。
     ※養生は2日程度。防草目的で地盤高に制約がない場合は、
      除草後そのまま施工も可能。

施工手順

改善エリア/施工準備/舗 装/表面仕上げ/養 生/

・所定の厚さ(防草用5㎝・園路駐車場用7㎝)が確保できるように高さを調整します。
・雑草が繁茂している場合には、表土を鋤取り整形します。
 (防草用で使用する場合、現状の繁茂量が少なければ草刈後そのまま吹付することも可能です)
・基面を転圧します。園路や駐車場として利用する場合には、砕石路盤等を施工し、CBR20%以上を確保してください。

表土を鋤取り、整形。
施工準備中

・吹付機をセットします。吹付機本体とコンプレッサー、ベルトコンベアーが1セットです。設置に必要な広さは、縦に並べた 場合10m×2mほどが必要です。(ベルトコンベアーを使わない場合は、7m×2m)機械の持ち込みは大型ユニック車を使 用します。

・吹付機にて6気圧で吹付けます。
・舗装厚を確保するため、目串等にて高さを出しておきます。
・園路、駐車場に使用する場合には吹付け後に表面の凹凸を調整し、転圧をします。
 防草用のみに使用する場合や、表面が平滑である必要が無いところでは、転圧をする必要はありません。

チップ・土・固化材混合物

吹付施工状況

平滑にするための転圧

・表面に浮いているチップを安定させるため、薄めた固化材を散布します。一時的に白っぽくなることがありますが、やがて 浸透して消えていきます。

固化材散布状況

・十分な強度が出るまで重量物が載ることは避けてください。夏期で2~3日、冬期で4~5日程度です。
 軽量のものが載ることは問題ありません。

仕上り

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